地方議会に直接を届けたい!

Q. 地方議会に意見や要望を直接伝えたいときはどうしたらいいの? 

A.

まずは、地域の代表者である地方議会議員の連絡先を調べて連絡してみたらどうかな。

あとは、地方公共団体の仕事などに対して意見や要望がある人は、誰でも文書にして地方議会に提出することができる。

これを、請願(せいがん)または陳情(ちんじょう)というんだ。

請願(せいがん)陳情(ちんじょう)は、住民の声を行政に反映させるための大切な制度なんだぜ。

Q. 請願(せいがん)と陳情(ちんじょう)は何が違うの?

A.

請願(せいがん)は憲法で保証された権利だが、陳情(ちんじょう)は憲法などの法律で保障されているものではないんだ。

地方議会に請願(せいがん)を行う場合は、地方議会議員の紹介が必要だ。

提出された請願(せいがん)は、地方議会で審査される。その内容が適当と認められれば、採択され、地方自治体の政策に反映されるよう努められる。

これに対して、陳情(ちんじょう)は議員の紹介がいらない。

陳情(ちんじょう)は議会によって取り扱いが違っていて、請願(せいがん)と同様に議会で審査されることもあれば、審査が行われず、議員へ配布されるだけの議会もある。だから、地域の議会で陳情(ちんじょう)がどのように取り扱われているか確認してから提出した方がいいぜ。

あと、請願書(せいがんしょ)や陳情書(ちんじょうしょ)の書き方は、各議会に確認しような。